誰もが安心して訪れることができる街を目指し、東京・日本橋で行われたのは、視覚障害者の自然な街体験を実現する初めての試みです。
この日は10種類の歩行支援ツールを使い、様々なシーンで検証が行われました。
まずはお買い物。
スマホのカメラ映像や位置情報から、オペレーターが音声でサポートしてくれます。
また、靴に装着したデバイスはGPS(衛星利用測位システム)とセンサーで体の向きを把握し、振動で足に知らせて目的地へと案内してくれます。
そして、横断歩道ではAI(人工知能)が信号の色を判別し「横断歩道、信号は青です」と音声で知らせます。
利用者:
(最近は)タッチパネルの操作やセルフレジなど、(画面を使っての作業が)障壁になっている方もいらっしゃる。色んなデバイスを組み合わせて体験できるようになると、もっといいかなと思います。
誰もが安心して楽しく暮らせる、未来の街の可能性が広がっています。