首相官邸に設置されている大阪・関西万博のマスコットキャラクター「ミャクミャク」が5日、新たな言葉を発し、石破首相が「進化している」と驚いた。
官邸のエントランスに設置されたミャクミャクは、4日から人感センサーに反応して話すようになったばかり。
初日は「ミャクミャクだよー。大阪・関西万博に来てね!」のみだったが、一夜明け、別の言葉も話すようになった。
「もうすぐ大阪・関西万博!楽しみだね」
官邸に入った際、ミャクミャクの言葉の違いに驚いたのは石破首相。その場に立ち止まり口を開け、「お!違う言葉しゃべった」と述べると、ミャクミャクに近寄ってじっくり眺めた。
秘書官から「違う言葉もしゃべるようになった」と説明を受けた石破首相は、「進化してるね」とつぶやきながら、執務室に向かった。
大阪万博を巡っては、4月の開幕を前に、前売り券の販売数が目標の半数ほどにとどまっている。
政府は万博の機運を高めたい考えで、博覧会協会の名誉会長を務める石破首相は、5日、大阪府の吉村知事と面会する予定。