4日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は3営業日ぶりに反発し、前日比134ドル13セント高の4万4556ドル4セントで取引を終えた。
アメリカ・トランプ大統領が3日、メキシコとカナダへの25%の関税引き上げを1カ月延期する大統領令を出したことをうけ買い注文が膨らんだ。
連邦準備制度理事会(FRB)による年内の利下げが長期化するとの観測も相場を支えた。
一方で、中国への追加関税措置を巡る米中貿易摩擦への懸念から上値は限られた。
ハイテク株主体のナスダック総合指数も3営業日ぶりに反発し、262.06ポイント高の1万9654.02だった。