ウクライナ侵攻に加わる部隊を創設した親ロシア派幹部がモスクワで爆殺された事件で、ロシア国営のタス通信は自爆テロの可能性があると報じました。
モスクワ北西の高層マンションで3日に起きた爆発ではウクライナ東部ドネツク州の親ロシア派幹部、アルメン・サルキシャン氏と身元不明の男性の合わせて2人の死亡が確認されました。
当初、この男性についてボディーガードと報じられていましたが、その後、タス通信は4日、救急隊の話として男性による自爆テロの可能性があると報じていて、地元当局は身元の確認と犯行の経緯を調べています。
サルキシャン氏はロシア国内でタバコの販売業を手がけており、捜査当局は「個人的な復讐の可能性も排除していない」としています。