4日から週末にかけ、大雪になる恐れがあり、野菜の価格に影響が出そうです。
*吉國アナ
「地物野菜が非常に少ないがどうして?」
*野菜一筋41年 大松青果 大井山行雄会長
「先週の半ばの雪の影響で作業ができなかったことや去年の秋の暑さが原因で、作付けが減り入荷量も少ない」
この日は、先週の雪が影響し、地物野菜の入荷量が少ない状況でした。
そうした中、春を告げる野菜が初入荷していました。
*野菜一筋41年 大松青果 大井山行雄会長
「フキノトウ。ほろ苦さがあり、天ぷらや『ふきのとう味噌』に」
*吉國アナ
「県内でもフキノトウは作られている?」
*野菜一筋41年 大松青果 大井山行雄会長
「栽培されているのではなく、自然に生えているもの」
続いて、県外産の野菜、価格に注目です。
*吉國アナ
「野菜の高値が続いていたが先週に比べて安くなった野菜は?」
*野菜一筋41年 大松青果 大井山行雄会長
「ニンジン。先週と比べると15%ほど値下がりしている」
*吉國アナ
「お買い得ですね」
*野菜一筋41年 大松青果 大井山行雄会長
「3本で約198円。ニンジンがねらい目」
いま、お買い得は、ニンジン。
一方、栽培施設の温湿度の管理で電気や重油を多く使用するキノコ類。
燃料の高騰により、高値が続いていましたが…
*野菜一筋41年 大松青果 大井山行雄会長
「需要が減ったこともあり今週に入り相場は下がってきた」
*吉國アナ
「例年と比べると?」
*野菜一筋41年 大松青果 大井山行雄会長
「例年並み。本格的に下がるのは4、5月。鍋物材料で使わなくなると、さらに下がると考えられる」
そして、いま、最も心配なのは、今シーズン最強寒波の影響です。
*吉國アナ
「今週にかけての寒波の影響は?」
*野菜一筋41年 大松青果 大井山行雄会長
「ホウレンソウやコマツナは先週に入り安値になったが市場の関係者は今週の寒波で収量が減り相場が上がることを心配している」
*吉國アナ
「葉物野菜はハウス栽培ではない?」
*野菜一筋41年 大松青果 大井山行雄会長
「ハウス栽培だが伸びが少ないと収穫できない」
ハウス栽培でも、天候、寒さの影響を受け、価格に跳ね返ることが分かります。
その、県産のコマツナ、雪と寒さで収穫が心配ですが、お味のほうは、シャキッとして美味しいんです!
料理は「コマツナと卵の中華風炒め」。
まずはフライパンにごま油をひき、ニンニクの香りがたつまで炒め、卵を加えます。
卵にマヨネーズを加えるとふっくらと仕上がりますよ。
卵をいったん取り出し、コマツナの茎の部分から順に炒めます。
鶏ガラと塩コショウで味を整えたら、先ほど炒めた卵とツナを加えます。
全体によくからませたら、完成です。
それでは今週のお値段表です。
市場での取引価格、先週との比較です。
最初にもお話しましたが、ようやく、野菜の高値が落ち着いてきたようで、全体的に値下がり傾向です。
特にダイコン、ネギ、トマトとニンジン、葉物野菜が下がっています。
キャベツは、もう少し高値が続きそうです。