今季一番の強い寒気が流れ込んでいる県内は断続的に雪が降っています。

現在、県内の6市4町に大雪警報が出され大雪による交通障害などに警戒が呼びかけられています。

県内の午後5時現在の積雪は富山市で17センチ高岡市伏木で17センチ氷見市で16センチ砺波市で33センチなどとなっています。

県内は冬型の気圧配置が強まりこの冬一番の寒気が流れ込んでいるため、8日にかけて大雪となる見込みです。

5日午後6時までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで平地50~60センチ山間部で80センチ。

その後の6日夕方まで平地で40センチ、山間部で70センチ。

さらに7日夕方まで平地で40センチ、山間部で70センチの雪が降ると予想されています。

この雪で、4日朝富山市内では車に積もった雪を降ろし、早めに出勤の準備をする住民の姿も見られました。

*住民
「20分以上早く起きた。今夜も色んな情報を見て、あすどうするか考える」

また県内の幹線道路では雪による渋滞も。

4日朝からスリップ事故も増え県警のまとめでは、夕方までに県内で42件発生。

2人が軽いけがをしたということです。

雪による交通への影響です。

まずは空の便。こんや富山空港への東京からの最終便と、5日東京への第1便は既に欠航が決まっています。

鉄道です。

北陸新幹線は平常通り運行。

JR西日本は高山線と城端線で、列車に遅れや運転見合わせが出る可能性があるとしています。

あいの風とやま鉄道は5日午後7時すぎの富山駅から泊駅までの列車の運転を取りやめることを決めました。

富山地方鉄道も列車に遅れや運転取りやめが発生する場合があるとしています。

高速道路です。

県内では今のところ・・・

北陸自動車道は丸岡~長浜IC間の上下線が雪のため通行止めとなっています。

学校関係です。

小中学校は5日氷見市が全校で臨時休校。射水市と砺波市、朝日町、高岡市では始業時間を1時間から2時間遅らせることにしています。

そのほかの市町村でも雪の状況を見て対応を検討するとしています。

県内は断続的に雪が降り、5日夕方から6日にかけ海上を中心に強い風が吹く見込みで、予想最大風速は陸上で12メートル海上で18メートルです。

現在、富山市や魚津市、砺波市など県内6つの市と4つの町に大雪警報が出され大雪による交通障害や吹雪による視界不良、電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結に注意するよう呼びかけられています。

富山テレビ
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