今季一番の強い寒気が流れ込んでいる県内は、断続的に雪が降り、砺波市と南砺市に
大雪警報がだされています。

4日 明け方に降っていた雨が雪に変わり、午前11現在の積雪は富山市で4センチ
高岡市伏木で3センチ、氷見市で5センチ、砺波市で22センチなどとなっています。

冬型の気圧配置が強まり、この冬一番の寒気が流れ込むため平地も含め大雪となり
県西部では4日夕方から、東部でも5日未明から、山間部では警報級の大雪となると見られています。

5日朝までの24時間に降る雪の量は、いずれも多いところで平地で50センチ、山間部で80センチから100センチ。

その後の6日朝まで平地で40センチ、山間部で70センチ。

さらに7日あさまでも平地で40センチ、山間部で70センチの雪が降り
強い寒気の影響は、今月8日ごろまで続くとみられています。

この雪で、けさ、富山市では車に積った雪を払い早めに出勤の準備をする住民の姿が見られました。

住民「20分以上早く起きた。きょうの夜も色んな情報を見て、明日どうするか考える」

また県内の幹線道路では、雪によるノロノロ運転が続き各地で渋滞が起きました。

スリップ事故が増え、県警のまとめによりますと、県内では21件発生し、けが人はいないということです。

この雪の影響による県内の交通機関の状況です。

富山空港では、けさの東京への第1便が欠航となりました。

列車関係では、北陸新幹線は平常通り運行されていますが、JR西日本は高山線と城端線で、列車に遅れや運転見合わせが出る可能性があるとしています。

また、あいの風とやま鉄道、富山地方鉄道は列車に遅れや運転取りやめが発生する場合があるとして最新の運行状況をインターネットで確認するよう呼びかけています。

また高速道路では、北陸自動車道が福井県の丸岡インターと滋賀県の長浜インター間で、4日午後4時から通行止めとなる可能性があるとしています。

県内は断続的に雪が降り、5日夕方から6日にかけて海上を中心に強い風が吹く見込みで、最大風速は陸上で12メートル、海上で18メートルの風が吹くと予想されています。

気象台は午前10時12分に砺波市と南砺市に大雪警報を出し交通障害に警戒すると共に電線や樹木への着雪、なだれ、路面の凍結に注意するよう呼びかけています。

富山テレビ
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