来年2月のミラノ・コルティナダンペッツォオリンピック出場を目指す県勢の2人が週末活躍を見せました。

全日本選手権でダブル表彰台、2大会連続出場に弾みを付けました。

*リポート
「富山市から車で約2時間半、新潟県十日町市に来ています。こちらではクロスカントリーの全日本選手権が行われていて、来年行われる冬季五輪出場が期待される県出身の2選手が出場します」

週末行われたクロスカントリーの全日本選手権に挑んだのは、富山市出身の広瀬崚選手と南砺市出身の山下陽暉選手。

ともに2022年の北京オリンピックに出場し、来年の冬季オリンピックに2大会連続での出場が期待されています。

この大会はオリンピックの代表選考に関わる国際大会を前にした国内最後のレースで、今後を占う大事なレースです。

2月1日の10キロの競技で前半、トップに立ったのは4番の山下選手。

その後ろに3番広瀬選手がつけます。

県勢の2人がレースを引っ張り、終盤、広瀬選手が抜け出して見事、優勝を果たしました。

*広瀬崚選手
「優勝しかないという思いで出場したので、有言実行という形で達成できたのは率直にうれしい」

そして山下選手も粘りをみせ3位に入り、2人そろって表彰台に立ちました。

来年のオリンピック出場への第一関門となる3月の世界選手権に向け弾みを付けました。

*山下陽暉選手
「五輪の前の年というすごく大事な年なので、今年で戦えるという自信をつけて来年五輪では自分の目標であるメダルに向かって滑れるよう頑張っていきたい」

*広瀬崚選手
「県民の皆さんに良い結果を報告できるのも一つの自分のモチベーション、五輪でのメダル獲得に向けて頑張るモチベーションになっている。今後とも応援よろしくお願いします」

3月の世界選手権は15位以内となればオリンピックへの出場権が獲得できる大会です。

2人そろっての出場権獲得を応援しましょう。

富山テレビ
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