介護が必要になる一歩手前の状態を発見する秋田発の診断機器の実演会が7日、秋田市で開かれた。

 秋田県は「健康寿命日本一」を目指し、今後成長が見込まれる健康関連産業で秋田県内の企業の参入を促している。

 経済産業省が進める補助金支援事業に、秋田市で医療分野のシステム開発や販売を手掛ける「アルファシステム」の事業が採択された。講演の中で佐藤嘉晃社長が強調したのが「フレイル健診」というキーワードだ。

 「フレイル健診」とは高齢者が介護が必要になる手前の状態かどうかを判断するものだ。「要介護」になる手前は著しい下半身の筋肉量の低下が見られることから、アルファシステムが開発した診断機器では、バランスや歩行などの4つのテストで「転倒のリスク」があるかどうか判断する。

 今後は、各市町村でイベントを開き、秋田県民にフレイル健診を体験してもらうことで「健康寿命日本一」を目指したいとしている。