東京・国道357号線で20日、白い車が2台の車から執拗にあおり運転をされる様子がカメラに捉えられた。割り込みを巡るトラブルが原因とされ、あおり運転をしている車の運転手が降車して、白い車に迫る場面もあった。警視庁によるとお互いにあおり行為をしていたと判明し、その場で和解したという。

2台の車に執拗にあおり運転される白い車

千葉方面へと走っていたドライバーのカメラが捉えたのは、2台の車にあおり運転される白い車。

(視聴者提供)
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白い車は2台の車を引き離そうとするも、挟み撃ちにされ、車体をぶつけられる危険な事故の瞬間だ。

20日午前0時過ぎ、東京・国道357号線を走行中、前を走る白い車が右の車線へと移った。するとその直後、白い車は2台の車に挟まれる形で道路に停車していたのだ。

目撃者は「車線を2つともふさぐような形で止まって、直接降りて話しかけに行くような状況」と話す。

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なんと、黒い車の運転手は車から降りると、白い車へと向かっていったという。白い車は、なんとかその場を離れ走り出したが、もう1台の車にあおられ、前に出られない状況になった。

その後、追いかけてきた黒い車が追いつき、2台による激しい蛇行運転が始まったのだ。

白い車が黒い車を追い抜き、走り去ろうとするも前を走るもう1台がすかさず阻止。しばらく2台に挟まれた状態で走り続けると、黒い車が前へ出た次の瞬間、あおられていた白い車に黒い車がぶつかってきた。

お互いにあおり行為していた

2台の車が執拗にあおり運転を続けていた理由について、目撃者は「2台が走っている間に無理な割り込みのような形で割り込んで、そこからあおり運転が始まったような流れです」と話す。

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一つ間違えれば、他者も巻き込んだ事故に発展する、危険な運転。目撃者は「公道でハンドルを握っているので、周りのことも考えて乗ってもらえればと思う」と話している。

警視庁によるとお互いにあおり行為をしていたことが判明し、その場で和解。けが人はいないという。
(「イット!」1月24日放送より)

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