22日、沖縄・那覇市の交差点で、あたり一面に消火器を噴射させる男たちの様子が撮影された。
撮影者によると、3~4人が消火器をまき散らしており、奇声など発さず静かに噴射を続けていたという。
車やバイクが行き交い、事故に遭うことも予想される危険行為。
消火器をばらまいたあと、男たちは逃げていったという。

視界不良なほど真っ白に…

22日深夜、沖縄・那覇市で撮影された動画。

白い煙に包まれた交差点
白い煙に包まれた交差点
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映っていたのは、視界が利きづらくなるほど白い煙のようなもので包まれた交差点と、グルグル回りながら、あたり一面に消火器を噴射させる男たち。

現場は、沖縄都市モノレールの牧志駅の前。
観光客でにぎわう国際通りの交差点で消火器が噴射された。

映像を撮影した人は、「帽子をかぶってる見た目がヤンキーみたいな若者。消火器をまき散らかしていたのは3人か4人くらい。ギャラリーが5~6人くらいいて、見守っているような感じで眺めていた。奇声などはまったくなく、静かに消火器をまき散らかしていて、逆にびっくりした」と当時の様子を語った。

映像をよく見ると、交差点の中では2~3台の車がハザードランプをつけた状態で停止や徐行をしている。

さらに、戸惑う車の間をクラクションを大きく鳴らしながら、バイクが走り抜けていく様子も映っていた。

「ひかれる可能性もあるのに…」

撮影した人は、「かなり危ないと思う。交差点の真ん中で車止まっていたので、事故なくてよかった」と話す。

しかも、消火剤をばらまく男たちにも危険が。

交通量の多い道路にもかかわらず、車が行き交う中、飛び出していったというのだ。

撮影した人は、「横断歩道は赤信号。そこに人がバーッと走りに行って、消火器をまき散らかすのが、自分(やっている本人)も危ない。ひかれる可能性もあるのに、なぜそういうことをしたのか。不思議な行動」と話した。

撮影した人によると、この集団は消火剤をばらまいたあとに全員で逃走していったという。

警察によると、消火器は盗まれたものである可能性があるという。
この事件で、10代前半の少年5~6人が補導されていて、警察は他にも関わった者がいるとみて捜査している。
(「イット!」1月24日放送より)

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