石垣島と西表島周辺に広がる石西礁湖について、死んだサンゴの割合が増えたことが環境省の調査でわかりました。

環境省は、2024年11月、石西礁湖の31地点を調査しました。

サンゴの平均白化率は、2024年9月の調査と比べ18.5ポイント回復していた一方、死んだサンゴの群体の割合は14.6ポイント増えたことがわかりました。

生きているサンゴの群体が占める範囲を示す被度も、17.4%から13.7%に低下しています。

担当者によりますと、2024年は海水温が30度を超える日が例年より1か月近く長かったことで大規模な白化が発生し、その影響が長く続いていると分析しています。

環境省は、2025年度も調査を続け、影響の把握に努めるとしています。

沖縄テレビ
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