2024年11月、女性に性的暴行を加えケガをさせたとして書類送検されていたアメリカ海兵隊員の男性について、那覇地検は23日付けで不起訴にしたと発表しました。
この事件は去年11月、沖縄本島内で面識のない女性に性的暴行を加えケガをさせたとして、30代のアメリカ海兵隊員の男性が不同意性交等致傷の疑いで書類送検されたものです。
事件を捜査していた那覇地検は23日、男性兵士について嫌疑不十分で不起訴にしたと発表しました。
那覇地検の小玉大輔次席検事は「証拠関係を総合的に勘案した結果、不同意性交等致傷罪の成立を認めることが困難」と説明しています。
また、不起訴の決定を公表した理由については「県民の関心の高さなどに照らして、一定の範囲で明らかにする必要があると判断した」と述べました。