秋田県内のインフルエンザの患者数は、前週より減少したものの、広く警報や注意報が継続されています。新型コロナも減少したものの、集団感染が相次いでいます。
1月13日から19日までのインフルエンザの患者数は、県全体で1医療機関当たり12.69人で、前週から32%減少しました。
保健所別では、由利本荘で患者数が前週より増加し、21.33人と最も多くなりました。この他は減少したものの、湯沢が21人、秋田市が15.64人、大仙が13.29人、横手が10.2人、北秋田が10人など、患者数が高い水準で推移しています。
また、高齢者施設や教育・保育施設などでは、集団感染が計14件報告されています。
由利本荘保健所管内は警報が継続されたほか、秋田市・北秋田・大仙・横手・湯沢の各保健所管内に注意報が出されています。
一方、新型コロナウイルスの患者数も減少に転じました。県全体の患者数は、1医療機関当たり6.08人で、前週から28%減りました。
すべての保健所管内で患者数が減ったものの、集団感染は社会福祉施設、高齢者施設、医療機関で計14件報告されています。
県は引き続き、感染対策の徹底を呼びかけています。