岩手県内で高病原性鳥インフルエンザの確認が相次いでいることを受けて農林水産省は県庁内に現地対策本部を設置しました。

1月22日は現地対策本部長を務める庄子賢一農林水産大臣政務官が県庁で達増知事と会談し「極めて危機的な状況であり的確なまん延防止の措置を取りたい」と述べました。

県内では2025年に入り高病原性鳥インフルエンザの確認が相次いでいて、22日は盛岡市内2つの養鶏場で4例目と5例目が確認されました。

県庁内に設置された現地対策本部には農水省の職員4人が常駐し、知事との会談のあと庄子政務官は「県の皆さんと連携し大変な時期を乗り越えましょう」と語りました。

庄子賢一農林水産大臣政務官
「地域全体のウイルス量が多いということはもう疑う余地がありません。防疫措置・殺処分はもちろんだが拡散をさせないための消毒を徹底したい」

今シーズン鳥インフルエンザを巡り農水省の現地対策本部が設置されるのは、愛知県と千葉県に続き全国3例目です。

岩手めんこいテレビ
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