赤色灯を光らせ、ゆっくりと駐車場に入っていく救急車。
乗っていたのは、救急隊員ではなく46歳の男。

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自宅に呼んだ救急車を盗んだ窃盗の現行犯で逮捕された。
調べに対し、男は「自分で病院に行こうと思った」と供述している。

「腹が痛い」と自ら119番通報し救急車呼ぶ

逮捕されたのは、埼玉・久喜市の職業不詳・平田浩史容疑者(46)。

平田容疑者は自ら119番通報し救急車を呼んだ
平田容疑者は自ら119番通報し救急車を呼んだ

平田容疑者は21日午後7時前、「腹が痛い」と自ら119番通報し、自宅に救急車を呼んだ。

平田容疑者が刃物を持ったため救急隊員は避難した
平田容疑者が刃物を持ったため救急隊員は避難した

その後処置を受けるも、突然ナイフのような刃物を手に持ったため、救急隊員は外に避難したところ、平田容疑者は自宅前に止めてあった救急車に乗り込み、そのまま走り去ったという。

赤信号は停車し、暴走もせずドラッグストアへ

防犯カメラの映像によると、平田容疑者が乗った救急車は交差点に差しかかり、赤信号だったために停車し、信号が青になるのを確認したあとに右折、ドラッグストアの駐車場へと入っていった。

救急車は信号を守り、暴走もしていなかった
救急車は信号を守り、暴走もしていなかった

救急車は信号を守り、ドラッグストアの駐車場に入る際も暴走せず、ゆっくりとしたスピードで、焦っている様子は見られなかった。

その後、駐車場にパトカーが到着。
警察官が救急車の中で平田容疑者を発見し、現行犯逮捕した。

平田容疑者を知る人は「とにかく怖い感じです。いる存在自体が怖い感じです。すれ違う時とか何か言ったり、わーとか何とか、何言ってるかわからない感じ。とにかく関わっちゃいけないっていうオーラなので」「ちょっと変わった人なのかな。何回か救急車呼んでるからね。(Q. 合計何回目?) 知ってるのはこれで3回目」などと話した。

平田容疑者は「自分で病院に行こうと思った」と話しているという
平田容疑者は「自分で病院に行こうと思った」と話しているという

平田容疑者は当時、酒に酔っていて、調べに対し、勝手に乗り出したことには間違いないと容疑を認め、「自分で病院に行こうと思った」と話しているという。
(「イット!」1月21日放送より)

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