伊東良孝消費者担当相は21日の記者会見で、2月の節分での恵方巻きの大量廃棄が問題となっているとして、恵方巻きの食品ロス削減を呼びかけた。
伊東大臣は会見で、「節分に恵方巻きを食べる風習が全国に広がる一方で、小売店側が欠品を恐れ、恵方巻きを過剰に生産販売し、売れ残ったものが大量に処分・廃棄され、社会問題になった」と指摘。
その上で「予約購入や食べ切りに努めていただき、恵方巻きのロス削減に協力いただきながら、節分を楽しんでほしい」と呼びかけた。
恵方巻きをめぐっては、食べきりサイズの販売や予約受付などの取り組みが進んでいて、2020年以降は毎年、予約が集中するこの時期に消費者担当相が「恵方巻きのロス削減」を呼びかけている。