医師の指示を受けずにMRIなどの放射線機器を使って撮影をしたとして、岩手県医療局は1月20日付けで県立病院の職員10人を減給や戒告の懲戒処分としました。

県医療局によりますと、2024年6月、県立病院に勤務する59歳の男性役付職員が、医師から指示を受けていないにも関わらず、自分の体調の確認のために同僚に依頼してMRI撮影を行ったことが分かりました。

県医療局は20日付で59歳の男性役付職員を減給1カ月に、撮影をした37歳の男性一般職員を戒告の処分としました。

この事案を受け県医療局は、県内すべての県立病院を対象に調査。
その結果、2009年から2020年にかけてほかの3つの県立病院でも医師の指示を受けずにエックス線撮影やCT撮影などが無断で行われていたことが分かりました。

これを受け20日付けで職員あわせて8人が減給や戒告の懲戒処分となっています。

岩手めんこいテレビ
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