1月20日、岩手県は奥州保健所管内の高齢者施設で、ノロウイルスによる感染性胃腸炎の集団発生があったと発表した。
利用者と職員合わせて43人が嘔吐や下痢、発熱などの症状を訴えていて、そのうち利用者1人が入院しているという。

県によると、1月16日に奥州保健所管内の高齢者施設(利用者60人・職員62人)から複数の利用者や職員に嘔吐や下痢などの症状があると保健所へ連絡があり、調査した結果、1月10日から20日にかけて、利用者25人と職員18人の計43人に嘔吐や下痢、発熱などの症状があったことがわかった。

糞便検査を実施した結果、有症者1人のからノロウイルスが検出された。

利用者1人が入院している。ほかの症状がある人は回復に向かっているという。

県は感染対策として、調理前や食事前には石けんで十分な手洗いを行うことや、嘔吐をした場合は、部屋の換気を十分に行いながら、マスクやビニール手袋等を用いて片付け、嘔吐した場所や使用した用具を塩素系漂白剤で消毒するなどを呼びかけている。

※奥州保健所管内は奥州市・金ケ崎町

岩手めんこいテレビ
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