石破首相は19日、「大阪・関西万博」の会場を視察した上で、伸び悩んでいるチケット販売について「決して心配していない」などと述べました。
開幕まで3カ月を切った万博の会場を初めて訪れた石破首相は、記者団の取材に対し、「未来の日本に夢を持てる実感がした。必ずもう1回来たいという思いを大勢の人が持つことだろう」と、視察の感想を述べました。
その上で「必ず成功させることに向けて努力したい」と強調しました。
また、万博の前売り券が目標の半分程度の売り上げにとどまっていることについて問われると、「私は決して心配をしていない」と述べました。
一方で、販売の促進に関し「それぞれの世代、それぞれの地域で、売り方は違うのだと思う」として、「“お役所仕事”ではできないので、民間の発想というものを取り入れてやっていきたい」との考えを示しました。