1月19日あさ、島根県内で建物火災が相次ぎました。
宍道正五記者:
「松江市の火災現場です。上層階から煙が出ています」
火事があったのは松江市大輪町の10階建ての県営住宅で、19日午前8時20分頃消防に「建物から白い煙が上がっている」と通報がありました。
住民:
「びっくりして飛び起きた。火は見えなかったけど黒い煙が出ていた」
火元は9階の一室で、火は約50分後に消し止められましたが、この部屋に住む無職・長野富夫さん(75)が病院に搬送され、その後、死亡が確認されました。
一方、同じ頃大田市でも火事がありました。
火事があったのは大田市久手町刺鹿の無職・安藤千代子さん(75)の住宅で、火は約4時間後に消し止められましたが、木造一部2階建ての家屋1棟を全焼しました。
安藤さんはひとり暮らしで火事の後、連絡が取れなくなっていて、警察と消防が行方を探すと共に出火の原因を調べています。