岩手県内で今シーズン3例目の高病原性鳥インフルエンザの感染が確認された盛岡市の養鶏場で、約40万羽の殺処分と消毒などの防疫作業が1月16日夜に完了しました。
これは、17日に開かれた県の高病原性鳥インフルエンザ対策本部会議で報告されました。
それによりますと、1月11日に感染が確認された盛岡市の養鶏場では15日に約40万4000羽全ての殺処分が終了し、16日午後9時までに土に埋める作業と1回目の消毒が終わりました。
今後2回の消毒を経て、異常がなければ2月14日にすべての制限区域が解除されます。
達増知事
「高病原性鳥インフルエンザがいつどこで発生してもおかしくない状況。これまで以上に緊張感をもって対応していきましょう」
また県では国の方針を受け、100羽以上を飼育する県全域500の養鶏場で緊急消毒を実施するため、資材の確保や関係団体の調整を進めています。