三井住友信託銀行の元行員がインサイダー取引を行っていたとされる問題で、元行員が3千万円以上の利益を得たとみられることが分かった。

この問題は、三井住友信託銀行の管理職だった元行員が去年11月、インサイダー取引を行っていた疑いがあるとして、懲戒解雇されたものです。

その後の取材で、元行員が職務を通じて知ったTOB=株式公開買い付けの情報などをもとに複数回の株取引をした結果、3千万円以上の利益を得たとみられることが新たに分かった。
元行員は不正な株取引を認めているということで、証券取引等監視委員会が調査を進めている。