広島・廿日市市で11日、走行中の車の付近に1mはあろうかという木の板が落下した。ドライバーによると、直前に木材を積んだトラックが走行しており、その木材が落下したのではと推察する。一方、埼玉・関越自動車道では12日、道路上に落ちていたタイヤを踏んだ車が破損する事故が起きた。

空から1mはあろうかという板が落下

11日午前8時頃、広島・廿日市市で車のドライバーが遭遇したのは、思いもよらない瞬間だ。

(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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走行中に突然、空から長さ1mはあろうかという大きな板のような物が降ってきたのだ。ドライバーが思わず「うわっ!お〜。なんや」と声を上げる。

ドライバーによると落ちてきたのは木の板だというが、そう思える理由があるという。それは木の板が落下する、約20秒前。

ドライバーは「上から落ちてくる直前の映像を見たら、明らかにコイツだろうというトラックがいるんで」と振り返る。

(FNN投稿サイト「ビデオPost」)
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落下の直前、ドライバーの右側の車線には多くの木材を積んだトラックが走行していたのだ。

このトラックから木の板が落下したのかは定かではないが、今回の出来事についてドライバーは「本当に命に関わると思うので、注意してもらいたいですね」と話した。

道路に落ちていたタイヤに気づかず…

こうした危険な落下物は、夜の道路では目視することも困難だ。

(視聴者提供)
(視聴者提供)

埼玉・関越自動車道で12日午後9時半過ぎ、走行中の車の車内に突然響き渡った衝撃音。道路には煙のようなものが上がっていた。

ドライバーは「タイヤが落ちていて、それに当たってしまった」と当時の状況について話している。道路に落ちていたタイヤに気がつかず、踏んでしまったというのだ。

(視聴者提供)
(視聴者提供)

ドライバーは路肩に緊急停止すると、すぐに通報したというが、タイヤに衝突した車のタイヤのカバーは外れ、フロント部分には無数の擦り傷が付いていた。修理費用は10万円以上にもなるという。

この日は家族旅行の帰りだったというが、ドライバーは「楽しい旅行が台無しになった」と落胆している。幸い、けが人はいなかったという。
(「イット!」1月16日放送より)

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