イギリスのスターマー首相が、首相就任後初めてウクライナを訪問しました。
スターマー首相は、16日、ウクライナの首都キーウでゼレンスキー大統領と会談し、長期的な安全保障協力の強化に向けた新たな協定「100年パートナーシップ」に署名しました。
イギリスとウクライナの「100年パートナーシップ」では海洋における軍事協力に加え、農業や科学技術など非軍事分野でも連携を強化していくということです。
スターマー首相は会談後の記者会見で、ウクライナの安全保障に全力を尽くすと述べました。
スターマー首相の訪問についてイギリスメディアは、早期停戦を唱えるアメリカのトランプ次期大統領の就任後も、ウクライナへの支援を継続する立場を示す狙いがあるとしています。