沖縄県で、歩道を走らなければいけないシニアカーが車道を走る姿がカメラに捉えられた。撮影者は現場が車道であることを伝えたものの、シニアカーの男性は走行している道は歩道だと主張。その後、撮影者は現場を後にしたが、男性は変わらず車道を走り続けていたという。
なぜ?車道走るシニアカー
沖縄・那覇市の路上で撮影されたのは、隣に「歩道」があるにも関わらず、我が物顔で車道を走行するシニアカーの姿だ。
その後ろを走っていた撮影者たちは、「歩道走らんといけないんだよ」と会話しながらも、ゆっくりと走るシニアカーを心配していた。

シニアカーに乗っていた人について撮影者は、「70代80代ぐらいかな。クラクション鳴らしても反応なかったから、多分ぼーっとして走ってた感じ」と話している。
シニアカーは原則、歩道を走行しなければならないが、撮影者の妻が鳴らしたクラクションにも無反応だった。
注意に「え、歩道だけど」歩道と勘違いか…走行続ける高齢者
その後、撮影者たちは後続車がいないことを確認し、並走しながら「じいちゃん。これ(シニアカー)歩道専用でしょ?ここ車道だよ」と、優しく注意を行った。

しかし、シニアカーの男性は、「歩道専用だよって言ったら、いきなり『え、歩道だけど』って言われて。本人は車道を歩道と思って走ってる感じなのかなっていう」と、なんと、自分が走っている道を「歩道」と言っていたという。

声をかけた撮影者は、「(車が)追い越しできなくて渋滞とか起きたりしたり、大型車だったら接触する可能性もあるし、危ないです」と指摘する。
また、撮影者は注意した後、シニアカーを追い抜いたが、男性はそのまま「車道」を走行し続けていたという。
(「イット!」 1月16日放送より)
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