(菅井貴子気象予報士が解説)午後6時30分現在
◆予想降雪量(~あす17日朝)
渡島・日高地方で最大30センチです。
道南や太平洋側で雪の量が多くなるでしょう。
札幌市内は、日付が変わるころから、雪が強まり、
市内最大20センチです。
道央圏では、その後も降雪が続き、あす夜にかけては最大50センチです。
風向き次第で、大雪エリアが変わります。
石狩・空知・後志地方のどこかで、集中的に積雪が増えることは間違いなく、
北北西の風だと、札幌市内が、道内一番の大雪になる可能性もあります。
◆あす17日(金)の天気
太平洋側は午後は天気が回復して晴れるでしょう。
日本海側やオホーツク海側南部は、雪が続き、風も強くふぶくでしょう。
集中的に積雪が増えるため、除雪が追い付かず、
交通機関に影響も出そうです。
車は大渋滞で立ち往生のおそれもありますので、不要不急の外出は控えましょう。
◆あす17日(金)の気温
最低・最高気温ともに前日同様で、全道的に真冬日となる所が多いでしょう。
風が強く、体感温度はさらに下がりそうです。
◆札幌の10日間予報 17日(金)~26日(日)
18日(土)は天気が回復傾向ですが、
前日の大雪影響で、交通機関の乱れは続くかもしれません。
大学入学共通テストが行われますが、
受験生の皆さんも気を付けて下さい。
19日(日)から寒さが緩み、来週にかけてプラス気温で経過しそうです。
雪が急激に解けますので、屋根からの落雪、車のスタックなど雪の事故に注意が必要です。
◆全道の週間予報 17日(金)~23日(木)
週末は天気が回復する所が多いでしょう。
19日(日)は函館や室蘭など道南で、天気が崩れますが、
気温が高く、降るのは雨になりそうです。
路面状況の悪化に気を付けて下さい。
来週は、全道的に気温が高く、雪や氷が日ごとに解けていきそうです。