東京・八王子市で、歩行者がいる横断歩道に赤い車が強引に進入する様子が撮影された。
また、さいたま市では、高齢者の運転する車が少なくとも約200メートル歩道を走行する様子が撮影されていた。
目撃した人々は、驚きの光景に不安の声を上げている。

無理に横断歩道に進入する車

東京・八王子市の国道でカメラがとらえたのは、歩行者のあとに続いて、赤い車が横断歩道を渡っている様子だ。

(映像提供:視聴者)
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目撃者は当時、片側5車線の道路で右折のため信号待ちをしていたというが、左側の直進レーンにいた赤い車が無理に横断歩道に進入。

歩行者がいる横断歩道を走行し、右折レーンにまでジリジリと進んで来たという。

(映像提供:視聴者)
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目撃者は「何が起こったのか、ちょっと理解するのに時間かかった」、「歩行者と接触する可能性もあったので怖かった」、「とにかく間違ったらあわてないでそのまま行って、あとでルートを修正するのが一番だと思います」と振り返る。

その後、信号が青に変わると、赤い車は右折し、走り去ったという。

車が約200メートル歩道を走る

「なぜそこに車が?」と目を疑う瞬間は、さいたま市桜区でも起きていた。

(視聴者撮影)
(視聴者撮影)

7日午後1時過ぎ、ある夫婦がドライブをしていたその時、なんと、シルバーの軽自動車が悠然と歩道を走行していたのだ。
撮影者によると、少なくとも約200メートル歩道を走っていたという。

撮影者は「髪の毛真っ白のおじいちゃんが運転していて、本人が歩道を走ってるとは気づいてない感じ『やばい!ひたすらやばい!』と思った」、「たとえ注意しても、たぶん焦ってブレーキとアクセルを間違えちゃう可能性もある。そういうのも怖い。一刻も早く免許の返納をしてほしいなとは思いますね、命も関わってくるので」と不安そうに話した。
(「イット!」1月15日放送より)

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