15日午前1時半過ぎ、東京ディズニーリゾートの最寄りJR舞浜駅前の階段に行列ができていました。
中には寝袋で熟睡する人の姿もありました。

舞浜周辺では最低気温が午前3時前の2.4度。

厳しい寒さの中、深夜に並んでいた理由は、15日から東京ディズニーランドでスタートしたお菓子の世界をイメージした初のスペシャルイベント『ヴァネロペのスウィーツ・ポップ・ワールド』のパレードをベストポジションで見るため。

新たなパレードでは、スイーツをモチーフにした乗り物などに乗って人気キャラクターと一緒に盛り上がることができます。

深夜に並んでいた人たちは、「(並ばないと見られない?)一番前で見たい人は並ばないと。開演まで長いなって感じです。いいところで見たいので頑張るしかないです」などと話しました。

行列ができていたのは、ディズニーに向かう通路の前。
先頭の人たちは寝袋で寝ていて、近くの階段にも多くの人が並んでいました。
さらに行列は階段の下の奥にまで続いていました。

行列の近くにはベビーカーがありましたが、赤ちゃんを乗せるためではなく、荷物置きに使われていました。

舞浜周辺の最低気温は15日が2.4度で、14日が0.3度。

冬場の深夜に外で並ぶことの危険性について、いとう王子神谷内科外科クリニック・伊藤博道院長は、「体温が35度以下になると、低体温症のリスクが出てくる。顔であったりとか露出している部分が多ければ多いほど熱は奪われます。(最悪の場合)血圧が下がってくると、心停止することも起こりえます」と警鐘を鳴らします。

他の来園者は深夜からの行列をどう思っているのでしょうか。

ディズニーファン:
周辺に迷惑がかかるんだったら良くない。マナーは守ってほしいですね。徹夜は別にいいと思うけど、転売する人は違うかなと。

東京ディズニーリゾートを運営するオリエンタルランドは、「近隣住民・地域へのご迷惑となる時間の入園待ちはご遠慮いただいております」と注意を呼びかけています。

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