アメリカのトランプ次期大統領の政権移行チームが、急激な物価の上昇を避けるため輸入品への関税を段階的に引き上げる案を検討していると現地メディアが報じました。
ブルームバーグ通信は13日、トランプ氏の政権移行チームの中で、輸入品への関税を月に2~5%ずつ引き上げる案が浮上していると報じました。
急激な物価の上昇を回避する狙いがあるとしています。
ただ、この案は初期段階で、トランプ氏にはまだ提示されていないということです。
トランプ氏は国内の製造業の保護を理由に、輸入品への10~20%の一律関税を導入するなど関税強化を訴えていますが、急激な物価の上昇を招く可能性もあり、経済への影響を懸念する声が挙がっています。