宮崎県沖の日向灘を震源にするマグニチュード6.9の地震が13日夜に発生し、宮崎県で最大震度5弱、愛媛県で震度3を観測しました。気象庁は2度目の南海トラフ地震の臨時情報を出し「大規模地震の発生の可能性は高まっていない」との判断を示しました。またこの後にマグニチュードを6.9から6.6に変更しています。
20代の女性:
「去年とかも臨時情報が出てたので怖いなと」
この地震は宮崎県沖の日向灘を震源に13日午後9時19分頃発生。宮崎県で震度5弱を観測したほか、愛媛県内でも震度3を宇和島市や八幡浜市、松山市、伊方町など南予と中予の9つの市と町で観測しました。
県などによりますと、ケガ人などの報告は入っていません。また伊方原発で4ガルを観測したものの異常はなく、3号機は通常通り運転を続けています。
気象庁の会見:
「南海トラフ地震臨時情報調査中を発表しましたけれども、調査終了を発表します」
気象庁は、地震の規模を示すマグニチュードが6.9で南海トラフ地震の想定震源域だったため、去年8月に続き2度目の臨時情報を発表。専門家を集めた評価検討会で分析した結果、「大規模地震の発生の可能性が平常時と比べて相対的に高まっていない」と判断し、調査を終了しました。
宇和島市では一時災害警戒本部が設置され、職員が情報収集にあたりました。
30代の男性:
「近いうちにまた大きい揺れが来るんじゃないかなと、ちょっと警戒は一応してます」
70代の女性:
「今は関連がないかもしれないですけど、注意はしていかないといけないですよね」
気象庁は14日午前1時にマグニチュードを6.9から6.6に変更しています。また今後1週間程度、最大震度5弱程度の地震に注意を呼びかけています。
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