千葉県市川市で車がセンターラインをはみ出して走行し、対向車と衝突。そのまま走り去る瞬間をカメラが捉えた。

被害者によると、当て逃げした車は速度も速く、ギリギリ左に避けたが衝突したという。また、車は衝突する直前に「フラフラしていた」と話している。警察は当て逃げ事件として捜査を進めている。

カーブで衝突…そのまま“当て逃げ”

千葉県市川市で5日午後2時頃、対向車がセンターラインをはみ出して衝突する瞬間をカメラが捉えていた。当て逃げの瞬間だ。

正月連休の最終日、撮影者は車で自宅へ向かっていたところだった。坂を登りカーブに差しかかった時、事故は発生した。

センターラインに乗った状態で走ってきた車(視聴者提供)
センターラインに乗った状態で走ってきた車(視聴者提供)
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次の瞬間、対向車がセンターラインをはみ出した状態で向かってくると、そのまま衝突したのだ。ぶつかった車は、その後も止まることなく走り去っていったという。

衝突された車のドライバーは、「結構ドン!って音がして、すごくスピードも速かったし。これおかしいなと思って、ギリギリ左に避けたが当たった」と当時を語っている。

当て逃げをした車はぶつかった後も、センターラインをはみ出したまま走行していた。

ギリギリで衝突を回避した後続車両(視聴者提供)
ギリギリで衝突を回避した後続車両(視聴者提供)

後ろを走っていた車は咄嗟にハンドルを切り、なんとか衝突を回避しているように見える。

直前には“フラフラ走行”も

実は、当て逃げをした車の衝突直前の挙動に、撮影者はある異変を感じていた。

撮影者は「明らかにフラフラしていたので、止まれない何かがあって(例えば)飲酒とかしていたのかな」と推測している。

事故後の被害者の車(視聴者提供)
事故後の被害者の車(視聴者提供)

当て逃げされた車は、タイヤの上に傷がつき、今後修理に出す予定だという。撮影者は被害届を提出し、警察が当て逃げ事件として捜査している。
(「イット!」 1月10日放送より)

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