農作業で使う鍬に今年1年の豊作を願う新年の行事「お鍬さま」が行われました。
「お鍬さま」は富山市の細入地区でおよそ400年前の江戸時代から受け継がれていて去年、県の登録無形民俗文化財に登録されました。
儀式を行うのは本芳家の長男、彦儀さんで、田んぼや畑の神様に見立てた鍬に、料理と酒をふるまい、もてなしました。
*本芳彦儀さん
「私も一杯いただきます。お鍬さまからいただくのはありがたい。朝に飲む酒は3倍美味しいのは本当ですね」
お鍬さまを今も続けているのは本芳家だけで、今後も伝統を守りたいとしています。