休場明け10日のニューヨーク株式市場のダウ工業株30種平均は反落した。
アメリカ労働省が10日に発表した去年12月の雇用統計が市場予想を大幅に上回った。
労働市場が底堅いことを示す内容を受け、FRB=連邦準備制度理事会が当面利下げを見送るとの見方が強まり、売り注文が膨らんだ。
結局、ダウ平均は、休場前の8日に比べて696ドル75セント安の4万1938ドル45セントで取引を終えた。
また、ハイテク株主体のナスダック総合指数は3営業日続落し、317.25ポイント安の1万9161.63だった。