上皇后美智子さまの未発表の和歌が、来週15日に歌集として出版されることになりました。
歌集「ゆふすげ」には、美智子さまが皇太子妃、皇后として過ごした昭和・平成時代に詠まれた466首が収められています。
皇室の和歌の相談役を務める歌人の永田和宏さんが、美智子さまの和歌の素晴らしさを多くの人に知ってほしいと考え、これまでに発表されていない1968年から2018年までの和歌の中から選び、歌集にまとめました。
1月に発生から30年を迎える阪神淡路大震災や拉致被害者など世の中の出来事への思いや、上皇さまや孫の愛子さまなど、ご家族について詠まれた和歌も多く収められています。
タイトルの「ゆふすげ」は、美智子さまの疎開先で、結婚後は家族で度々滞在された軽井沢ゆかりの花です。
歌集は1月15日に出版されます。