アメリカの有力紙、ニューヨーク・タイムズの「2025年に行くべき52カ所」に富山市が選ばれたことを受け、新田知事は観光情報の発信を強化し、活況を県内全域に波及させたいと述べました。

ニューヨーク・タイムズは今月7日、世界の旅行先で「2025年に行くべき52カ所」を発表し、30番目に富山市を選びました。

購読者は1000万人以上で、選定をきっかけに、多くの国内外の観光客が来県することが期待されています。

新田知事は10日の会見で、県内の観光情報を発信するホームページが課題だとし、レベルアップを図ることで様々な場所へ誘導していく仕組みが必要だとしました。
そのうえで「富山市の活況を県内全域に波及させたい」と述べました。
また、今回掲載された店を回るツアーの企画も検討しているということです。

一方、会見で新田知事は能登半島地震から1年が経ったことに触れ、今年は避難所の環境整備に力を入れる考えを示しました。
特にトイレやキッチン、ベッド、シャワーの整備を急ぎ、災害関連死の抑止につなげると述べました。

富山テレビ
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