韓国の警察などの合同捜査本部は29日午前、尹錫悦(ユン・ソンニョル)大統領に3回目の出頭要請をしていましたが、尹大統領は応じませんでした。
尹大統領は、非常戒厳を巡る内乱の疑いなどの捜査で合同捜査本部から29日午前10時に出頭するよう要請されていましたがこれまでのところ尹大統領は姿を現していません。
韓国メディアは、尹大統領側の弁護士が28日、捜査にあたる高官犯罪捜査庁には内乱の疑いを捜査する権限がないと主張し、出頭に応じない方針を示唆したと伝えました。
尹大統領が出頭に応じなかったのは12月18日、25日に続いて今回で3回目で、韓国メディアは尹大統領に対する拘束令状の請求が行われる可能性が高くなったと報じていて、今後当局が対応を検討するものとみられます。