次期ファーストレディー候補の素顔に迫る

“ポスト安倍”の顔ぶれが出そろう中、総裁選の行方とともに気になるのが、次期ファーストレディーだ。総理大臣を陰で支え、時には外交にも一役買い、世界から注目される日本のファーストレディーは誰になるのか?『直撃LIVEグッディ!』は候補3人の素顔を追った。

2019年の後援会の会合で、岸田政調会長の隣に写る女性が、妻の裕子さんだ。岸田氏と同じ広島県出身で、県内きってのお嬢様学校として知られる広島女学院を卒業している。

4年前、広島でG7外相会合が開かれた時には…

外国人女性たちの真ん中に、裕子さんの姿が。当時、岸田氏は外務大臣を務めていたため、裕子さんが各国の外務大臣夫人をもてなした。すでに国際交流はお手のものだ。そして…

街頭演説でマイクを握るこの女性は、石破元幹事長の妻・佳子さん。選挙戦の街頭演説では、マイクを握る夫の顔をじっと見つめ、支持者たちと握手をする場面も。

夫妻をよく知る元秘書に話を聞くと…

福田俊史鳥取県議(石破元幹事長の元公設秘書):
石破代議士はテレビでは強面な印象じゃないですか。一方で奥さまは非常に明るくて、小柄でとても美しく、初めて会われる特に県外の方は石破代議士の奥さまって感じじゃない、ギャップを感じられると思います。選挙区でも人気がある方で、会合に「石破代議士よりも奥さまに参加してほしい」なんて声もよくあった、それくらい大人気。

地元・鳥取の選挙区で積極的に活動し、その明るい人柄から時には夫をしのぐほどの人気だという。

時には表舞台に出て夫を支える“ポスト安倍”候補の妻たち。有力候補と目される菅官房長官の妻・真理子さんはどんな人物なのだろうか?

5年半にわたって菅氏の元で働いた元秘書に話を聞くと…

遊佐大輔横浜市議会議員(菅官房長官の元秘書):
表にはあまり出てこられない。(3人で写るような写真は)ないですね。奥さんと撮った写真が1枚もない。一言でいうと、静かな方です。奥さんは私に会うと「遊佐くん、いつも菅のためにありがとうね」と、そればかり言ってくださる。本当にやさしくて温かくて、お世話になりっぱなしです。

奥ゆかしく、普段はほとんど表舞台に出てこないという真理子さん。グッディ!はそんな真理子さんの姿を捉えた貴重な映像を発見することができた。

これは2019年7月に行われた参議院選挙。地元、横浜で演説する菅氏を見つめるショートカットの女性が、妻・真理子さんだ。安倍首相の女房役として政権を支える菅官房長官を、さらに縁の下から支え続けてきた。三者三様の総理候補者の妻たち。誰がファーストレディーの座に就くのだろうか?

世界のファーストレディーにも注目

宮澤智アナウンサー:
さて、世界のファーストレディー、これまでどのような方がいたのかお伝えしたいと思います。

・アメリカ・ジョン・F・ケネディ元大統領の夫人、ジャクリーン・ケネディ夫人
⇒“史上最も愛されたファーストレディー”。容姿端麗で、ファッションアイコンとしても有名だった。記者が「大統領を亡くすことは父親を亡くすようなもの。あなたはアメリカの母だ」と評価したともいわれている。

・アメリカ・トランプ大統領の長女、イバンカ大統領補佐官
⇒メラニア夫人よりも国内での人気が高く、「ファーストドーター」として活躍している。

・フランス・オランド元大統領のパートナー、バレリー氏
⇒結婚はせず「事実婚のファーストレディー」として活躍していた。

・ルクセンブルク・グザビエ・レッテル首相のパートナー、ゴーティエ・デストネ氏
⇒同性婚が合法化し「ファーストジェントルマン」として、首相とNATOサミットなどに出席した。

高橋克実:
“ファーストジェントルマン”って、女性の首相の旦那さんかと思ったんですけど、なるほど!と思いましたね。

安藤優子:
イギリス初の女性首相、サッチャー元首相の旦那さんは“ファーストハズバンド”と呼ばれていましたね。

宮澤智アナウンサー:
国内外から注目を集めることになるファーストレディー。橋下さんは、このファーストレディーの重要性はどういったところにあると思いますか?

橋下徹氏(元大阪市長):
僕はファーストレディーと騒ぐのはもうやめるべきだと思っていて。ファーストレディーに公的な役割を担わせるんであれば、その仕組みを作るべきかと。奥さんの方が「ファーストレディーをやりたい」と言うのであれば、公的サポートもしっかりやって、秘書官とかそういうのもつけて「こういう仕事ですよ」と。その代わり、一定の生活の制限も承認してもらわないといけない。安倍昭恵夫人が問題だったのは、ファーストレディーで公的なサポートがあるのに、私人だからと言って自由な活動をしてしまった。ここに問題があるから、ファーストレディーというものを作るんだったらしっかりルールを作って支えないといけない。

でも「そんなのは嫌だ」という奥さんがいても、これからの時代、当然だと思う。夫婦の在り方として、奥さんは旦那の仕事には関係ないと。「私はファーストレディーは嫌だ」というのも選択肢の一つとして残さないといけない。単純に、「奥さんだからファーストレディー」はもう違う、そういう時代ではないと僕は思っています。

安藤優子:
橋下さんが言われる通り、森友の問題で一番問題になったのは、公人なのか私人なのか?そのあたりの境界線で、わざわざ政府として見解を出さなければいけないような話にもなりました。そこの使い分けをしてもらっては困るわけで、私たちとすればファーストレディーというのは公的な人間だと思っているし、最高権力者のそばにいるわけだから、それなりの権力をふるえる立場にいるわけですよ。そのあたりをきちんとしてもらいたいと思いますよ。

橋下徹氏(元大阪市長):
僕もそう思います。この時は公人だ、この時は私人だ、で使い分けるんじゃなくて、しっかり制度を作ってサポートもしっかりするような体制を整えてね。それで奥さんが「やりたい」と言うんだったら、しっかりとその役割を果たしてもらいたいと思いますね。

(「直撃LIVE グッディ!」9月1日放送分より)