兵庫・西宮市で8日、男女2人が乗った電動キックボードが一時停止を無視した危険な走行をする様子がカメラに捉えられた。一方、埼玉・久喜市では10日、前を走る車が突然バックして、車同士が衝突寸前となる様子も撮影された。

2人乗り電動キックボードによる危険運転

兵庫・西宮市で8日午前2時頃、新聞配達員の目の前を危険な2人乗りの電動キックボードが颯爽と横切った。

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目撃した人は「若いカップルですね、20代前半ぐらいの。男の子が前で、女の子後ろで」と話す。

その後、電動キックボードは一時停止を無視して左折し、そのまま走り去って行った。目撃した人は「危ないですよね。スーっと行っちゃったんで。むちゃくちゃです」と語った。

思いがけない危険な運転は10日正午頃、埼玉・久喜市でも起きていた。

買い物を終えたドライバーが店を出ようと出口へと向かうと、前の車が急に止まった。次の瞬間、前を走る車が突然バックし、あわや衝突の危険な場面だ。

しかしこの時、ドライバーが乗る車の後ろにはカートを押しながら歩く歩行者の姿があり、バックして回避ができない状況だったという。

ドライバーは「もうパニックですよね。『あ、もうぶつけられる』と覚悟をした」と当時の心境を振り返った。

ドライバー「周りを見て運転してほしい」

車はギリギリのところで止まり、なんとか事故は回避した。

前の車は走行中に右側に止まっていた車が出庫することに気がつき、一度バックして、車が出た後に前から突っ込んで駐車していた。

ドライバーは「ちょっと自分勝手だなと。もうちょっと周りを見て運転してほしい」とコメントしている。
（「イット！」12月12日放送より）