1日、各地で行われた防災イベント。

和歌山市の保育園「むつみこども園」では、地震による津波を想定した避難訓練が行われた。

園児「しんどかった!」、「(階段を)上がるん疲れた!」

地震や台風などの自然災害では、こうした備えが、命を守るうえで重要になる。

2019年9月、台風15号により、甚大な被害を受けた千葉県。

被害の様子を撮影したのは、アウトドア系YouTuber「アウトドアファミリー」のパパさん。

パパさん「屋根が吹き飛んで、シャッターも吹き飛んで、ライフラインもほぼ全て止まっていました」

そんな時、最も役立ったというのが、LEDランタンなど「ポータブルの明かり」だったそう。

パパさん「普段キャンプをやっておりますので、電気が来ないということで、ランタンをつけて光を確保できた」

100円ショップで購入した小さなランタンは、トイレや流し台で役立ったという。

被災生活のうえで活きたという「アウトドア経験」。

36度を超える暑さの中での後片付け。
カラダを冷やすために、バケツに水を入れ、足を冷やす。

食料が手に入らない時は、スナック菓子で空腹を満たすなど、子どもたちも自身も工夫し、自発的に動けたという。

パパさん「今回の災害にあたっては、キャンプ道具もそうだったんですけど、長年やってきたキャンプの知識。これが役に立った」

そうした知識を身につけようと、キャンプを通して防災訓練を行う取り組みも増えている。

2012年から毎年開催、渋谷区が共催する「SHIBUYA CAMP」もその1つ。

代々木公園でキャンプをしながら、道具の使い方だけでなく、被災時に重要な「自分で自分を守る力(自助能力)」を身に着ける。

そして、アウトドアメーカーも。

モンベル 広報部・狩野剛史さん「アウトドアが防災に役立つという認識を、われわれも実感していて、簡単に設営できるテント、持ち運びに便利な寝袋などが、販売数としては伸びている」

コロナ禍、密が避けられると注目のキャンプ。
いざという災害時に役立つ商品が、いま人気とのこと。

「浮クッション」は、頭からかぶって、胴体と足をベルトで止めるだけで、クッションからライフジャケットに早変わり。

モンベル 広報部・狩野さん「普段はこういった形で座布団としてご利用いただく商品になっているんですけど、万が一、津波や浸水被害があった場合、自分の命を守るためのライフジャケットとして変身する商品です」

続いては、キャンプやピクニックで敷物として活躍するマット「フォームパッド180」。

モンベル 広報部・狩野さん「避難所なんかですと、体育館が多くあると思いますが、こちらが1枚あるだけで、快適にお休みいただくことができます」

厚さ1.6cmのマットだが、抜群のクッション性。
テスト用の石の上にひいて、寝心地を体験。

新美有加アナウンサー「石の上に寝転んでいるとは思えないですね」

(石の冷たさも感じなくなってくると思います)

新美アナ「言われてみれば確かにそうですね、冷たさがない」

断熱効果で冷気もカットしてくれるので、寒い時期でも快適に過ごせるアイテム。

そして、アウトドアの定番「テント」。

避難所生活では、室内でのプライバシー確保に活用するケースが増えているという。

さらに、アウトドア用食品も非常食として注目されている。

フリーズドライのリゾットは、お湯を入れてわずか3分、「サーモンチーズ」や「ガパオ」など、本格的な味が楽しめると人気。

お湯がないとき時は、水でも戻せるという。

そして、賞味期限が近づけば...。

モンベル 広報部・狩野さん「非常時はそのまま食べていただくのはもちろん、時間のない時は夕飯などで出しても遜色ない」