川崎市の無人販売店から冷凍食品などを盗んだ疑いで、59歳の男が逮捕された。無人販売店の防犯カメラには、男の大胆ともいえる犯行の一部始終が記録されていた。

冷凍チャーハンからアイスまで…商品“詰め放題”

警察官に囲まれ気だるそうに歩く男。自称・富澤髙太郎容疑者（59）だ。川崎市の無人販売店から冷凍食品など12点、合わせて3930円相当を盗んだ疑いで逮捕された。

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イット！の取材で、これまでに少なくとも7回、同じような犯行に及んだとみられている富澤容疑者。その手口はあまりにも大胆だった。

10月11日午後9時頃の店の防犯カメラ映像。

店に入るやいなや、富澤容疑者は詰め放題といわんばかりに次々と商品を袋に詰めると、レジには目もくれず店を出て行った。

被害に遭った店のオーナー：
チャーハン8個くらいなくなっていた。

その後、犯行は徐々にエスカレートし、盗む商品の種類も増えていった。

被害に遭った店のオーナー：
ピラフ類あとはパスタ、ユッケですね、あとアイスのハーゲンダッツ。

そして11月30日午後9時頃の犯行では、「チャーハン」や「上海風塩焼きそば」などを次々とビニール袋に入れる富澤容疑者。商品だけではなく店のビニール袋も盗むと、何食わぬ顔で店を出て行った。

被害に遭った店のオーナー：
（逮捕されて）本当に安心しました。誠に感謝しております。

富澤容疑者は調べに対し、容疑を認めたうえで「お金がなかった」と供述。警察は、保存が利きやすい冷凍食品を狙った犯行の可能性もあるとみて捜査している。
（「イット！」12月9日放送より）