埼玉・上尾市にある、創業約100年の地元で愛される老舗うなぎ店に現れた“招かれざる客”。
店主が「昔ながらのドロボーみたい」だと形容した、その姿を防犯カメラが捉えていた。
店内物色するも防犯カメラに気づき逃走
「昔ながらのドロボーみたいな。ほっかむりをして…」
こう話したのは、埼玉・上尾市にある老舗うなぎ店「四代目うなぎ割烹 恵比寿亭」の店主・宮島真亜久さん。
この記事の画像(10枚)11月30日、店に侵入したのは、頭に布のようなものを被った“ほっかむりドロボー”だった。
宮島さん:
建物脇の塀から乗り越えられて、ドアの鍵のところを割られて侵入されたという形ですね。
11月30日午前3時半頃、男は外の塀を乗り越え、裏口のガラスを割って店内へ侵入し、レジへ向かったとみられる。
迷うことなくレジへと向かった男は、手にしたライトを頼りにすぐにガサゴソと物色し始めた。ところが、狙っていたとみられる現金が見つからない…その時突然、壁の向こうに隠れた。
ひょっこりと顔を出し驚いたように目を大きくした男。防犯カメラの存在に気づいたようだ。男はその後、カメラに映らないよう顔を伏せ背中を丸め、そそくさと逃げて行った。
店主によると男の年齢は40代から50代で、今のところ被害は、男が侵入した際に壊したとみられるガラスのみだという。
宮島さん:
本当にザ・ドロボーみたいな。万が一、鉢合わせた時にうちのスタッフに何かあった時とか、そういうことを考えるとゾッとしました。
店主は被害届を提出。警察が“ほっかむりドロボー”の行方を追っている。
(「イット!」12月9日放送より)
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