愛知・大府市を通る伊勢湾岸道で3日、禁止されている路側帯を車が高速で走行し、多くの車を追い抜く危険な運転があった。また首都高でも逆走車や電動キックボードの侵入など、危険な行為が相次いでいる。
禁止されている路側帯を疾走する車
3日、愛知・大府市を通る伊勢湾岸道でカメラが捉えたのは、禁止されている路側帯を堂々と駆け抜ける車だ。
この記事の画像(12枚)ドライバーは「もし緊急車両が来た場合邪魔になる。80km/hぐらいは出ていたかもしれない」と話す。
ドライバーによると、この区間は坂になっていて渋滞が発生しやすい地点で、多くの車が今まさに渋滞につかまろうとしている、その時だった。
後ろから路側帯を走る車が走ってきた。スピードを緩めることなく、何台もの車をスイスイっと抜き去ると、再び走行車線に割り込んでいったという。
驚きの光景は、首都高速・羽田線でも危険な運転が目撃されていた。
9月、画面の奥から現れたのは、道路を逆走する車。止まることなく走り続け、タクシーとあわや正面衝突する大惨事になるところだったが、ダンプカーもギリギリでかわすことができた。
大事故になりかねない行為
さらに、3日には首都高速・渋谷線に電動キックボードが進入する。走ってはいけない高速道路の端を走っていたが、突然大きくはみ出した。
後ろから来た車は、異変に気付いて注意しようとしたのだろうか、チカッとハイビームを照らした。
次に来た車は直前で急ブレーキし、大きく避けて通ったが、他の車まで巻き込んで、大事故になりかねない危険極まりない行為だ。
首都高速道路によると、この電動キックボードは約1km走った後、出口から降りそのまま走り去っていったという。このトラブルでの事故はなかった。
(「イット!」12月5日放送より)
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