東京・秋葉原の携帯ショップで、男が展示されていたiPadを堂々と盗む事件が発生した。
防犯カメラには、店員や客がいる中、キャップ姿の男がiPadを手に取り、そのまま店を出る様子が映っていた。
被害額は7万5000円で、警視庁が窃盗の疑いで男の行方を追っている。

堂々と…iPadを窃盗

東京・千代田区の秋葉原にある携帯ショップで11月23日午後4時過ぎ、カメラがとらえたのは、奥からゆっくりと歩くキャップ姿の男。

被害額は7万5000円(UT-PC&Mobile秋葉原店)
被害額は7万5000円(UT-PC&Mobile秋葉原店)
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手には展示されていたiPad。
脇に抱えたまま店から出て行った。
店員や客がいる中で行われた、堂々すぎる“iPadドロボー”だ。

店によると、被害額は7万5000円。
店員は「やり慣れているように見えた」と話している。
そのワケは、犯行までの動きにあった。

盗まれたiPadの前で立ち止まった男(UT-PC&Mobile秋葉原店)
盗まれたiPadの前で立ち止まった男(UT-PC&Mobile秋葉原店)

店にやってきたキャップ姿のiPadドロボー。
一度ショーケースを見渡すも、店の奥へ向かった。

そして盗まれたiPadの前で立ち止まったが、すぐに手は出さなかった。

犯行時間わずか2分で…

その時、ドロボーが見ていたのは店員の様子だ。
店内には2人の店員がいたが、どちらも客の対応で忙しい状況になっていた。

“iPadドロボー”の犯行時間はわずか2分(UT-PC&Mobile秋葉原店)
“iPadドロボー”の犯行時間はわずか2分(UT-PC&Mobile秋葉原店)

iPadドロボーはその様子をチラリ。
自分を見ていないことを確認すると、そのすきにiPadを持ち去ったのだ。

犯行時間はわずか2分。
その後、店員がiPadがなくなっていることに気がついたという。

警視庁は、窃盗の疑いで男の行方を追っている。
(「イット!」12月4日放送より)

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