人気店のパティシエ女性死亡

明るい笑顔で写真に納まる野口麻美さん(38)は変わり果てた姿で発見された。

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8月30日午前10時ごろ、東京・中野区のアパートを訪ねた親族が血を流し死亡している野口さんを見つけ、110番通報。野口さんの遺体には頭や背中に複数の刺し傷があった。

野口さんは、東京・幡ケ谷駅からほど近い洋菓子店にパティシエとして腕を振るっていた。店は今シャッターが閉められているが、長蛇の列ができるほど人気店だったという。

野口さんが働いていた店

野口さんを知る人:
(野口さんは)挨拶はするし、ちゃんときちっとした方なので、明るくかわいらしい人でしたね。

同じくパティシエの元交際相手が自殺か

一方、野口さんが遺体で発見される約4時間前の午前6時ごろ、現場から2キロ離れたマンションの敷地内で34歳の元交際相手の男が血を流して倒れているのが見つかり、その後死亡が確認された。

実はこの男も、野口さんと別の洋菓子店でパティシエとして働いていた。

男が働いていた別の洋菓子店

近くの住民:
(男は)明るかったよ。結構(店に客)入っていた。私もたまに行ってたし。

男はかつて傷害容疑で書類送検

2人はかつて同じ職場でパティシエとして働き、4年ほど前から交際。

2019年5月、「男に殴られた」と野口さんからの相談を受け、8月に男が傷害の疑いで書類送検された。

また、2019年11月に男が野口さんの店に現れたことから、警視庁はつきまとわないよう警告したという。

その後目立った動きは見せなかった男。野口さんに一方的な恨みを募らせていたのか。

犯行直前?に投稿されたSNS

30日に自らの店の閉店の知らせとともに、野口さんを非難するようなメッセージをSNSに投稿していた。

「私が元交際相手野口麻美から多大なる嫌がらせを受け…様々な影響をもたらしてくれました。」

さらに、「人生に悔いはないです。その上での決断です。ありがとう。本当にありがとう。」と自身の死をほのめかしている。

防犯カメラに男が脚立を持つ姿

その後の調べで、野口さんのアパートにある防犯カメラに元交際相手の男が脚立を持っている姿が映っていたことが判明。

さらに警察官が野口さんの部屋に踏み込んだ際、ベランダの窓が開いていたことから、男が脚立を使いベランダから部屋に侵入した可能性があるとみられている。

警視庁は男が野口さんを殺害後、自殺を図ったとみて詳しい経緯を調べている。

(「Live News it!」8月31日放送)