石破首相が衆参両院の本会議で所信表明演説を行い、「年収103万円の壁」の引き上げなどを表明しました。
石破首相:
自由民主党と公明党の連立を基盤に、他党にも丁寧に意見を聞き、可能な限り幅広い合意形成が図られるよう真摯に、そして謙虚に取り組んでまいります。
少数与党として臨時国会に臨んだ石破首相は、野党への丁寧な対応を強調し、国民民主党が主張する「年収103万円の壁」について「いわゆる『103万円の壁』については、令和7年度税制改正の中で議論し引き上げます」と述べました。
また、自民党の政治資金問題を受けた政治改革については「国民の政治に対する信頼を取り戻すため党派を超えて議論し、年内に必要な法整備も含めて結論をお示しする必要がある」としました。
12月2日からは、演説に対する各党の代表質問(3日間)が行われます。