サッカーJ3のカターレ富山はJ2昇格に向けた最後の1枠をかけいよいよ来月1日プレーオフに臨みます。
初戦に向け、29日対戦する両チームの選手、監督がオンラインで会見しました。
*カターレ富山 小田切道治監督
「このゲームはハードワークが大切になると思う。自分たちがどう力強くパワーを持ってゴールに向かっていけるかが大事だと思う。」
*FC大阪 舘野俊祐選手(富山市出身)
「カターレは僕自身もずっと追ってきたし今回こういう場で対戦できるのは複雑な部分もあるが、FC大阪が勝つために全力でプレーしたい」
レギュラーシーズンを3位で終えたカターレはホームでのプレーオフ、さらに引き分け以上で次に進むことができる最も良い条件でJ2を目指します。
28日、調整を行うチームを取材しました
28日、冷たい雨が降る中、トレーニングに励んだ選手たち。
1日の試合の対戦相手を想定したフォーメーションの確認などを行いました。
初戦の相手はJ3参入2年目で今年6位まで順位を上げたFC大阪。
今シーズンの対戦は1勝1分、カターレはこれまで一度も敗れていない相性の良い相手ですが、(3勝1分)失点数がリーグで最も少なく堅い守備が持ち味の難敵です。(31失点)
その壁を打ち破ることができるか、今シーズン、多くの得点でチームを救ったこの2人は…
*碓井聖生選手
「相手より先に決められたら自分たちの流れになるまずは自分が決める」
*安光将作選手
「先を見ないこと。次のFC大阪戦で勝たなければ次はない」
得失点差で及ばず勝ち点があと1つ届かなかった昨シーズン。
*安光将作選手
「みんなが悔しくて悲しくて涙を流していたのが印象に残っていて。そのリベンジをしたくて今シーズン自分のできる全てをこのチームにささげてきた」
*キャプテン 吉平翼選手
「去年の悔しさは今シーズン1回も全員が忘れたことない1歩、1m、1秒、細かい部分にみんなでこだわってやってきたことは間違いない」
あと1歩、あと1mにこだわった今シーズン。
初参戦のルヴァンカップでは、格上に競り勝ち選手層を厚くすると、レギュラーシーズンでは粘り強い守備で去年から失点や敗戦が減少し過去最高の勝ち点に。
自動昇格は逃すも、最後は2連勝でシーズンを終え、一番有利な条件でプレーオフに臨みます。
*碓井聖生選手
「プレッシャーも楽しみに変えながら自分たちは絶対勝利に向かってプレーしたい」
*小田切道治監督
「自分たちは最後まで戦い抜くその姿勢だけは貫いて最後は笑顔になれたら」
サポーターの声援を胸に圧倒的な強さを誇るホームで迎えるプレーオフ。
引き分けでも次のステージに進むことができますが、思いは一つです。
Q.引き分けは意識しますか?
*小田切道治監督
「ないです、勝つだけです」
*吉平翼選手
「必ず良い結果を出したい多くの人にスタジアムへ足を運んでもらい自分たちが歴史を変える瞬間を味わっていただきたい」
FC大阪との昇格プレーオフ準決勝は今週末、12月2日(日)県総合運動公園陸上競技場で午後2時キックオフです。
富山一丸となって応援しましょう。