寒暖差で体調管理が難しくなる中、今、腸活にいそしむ人が増えています。
腸活について街で話を聞くと、「フルーツは基本毎日食べるようにしていて、あとはおみそ汁とかもいいって聞くので。あと甘酒、毎日飲んでます」「お酒の回数減らして納豆増やしました」といった声が聞かれました。
めまいや頭痛を引き起こすこともある、腸内環境の乱れ。
「アルコールを控える」のも「発酵食品を食べる」のも腸にとってはプラスですが、そもそも、何歳から始めたほうがいいのでしょうか。
管理栄養士・岡田明子さん:
腸内環境の視点から言うと、60代以降からどんどん悪玉菌というのが腸内に増えてくる。老化に伴うものですけれども、60代からやればいいというわけではなく、(若いうちから)コツコツ積み重ねて腸活は続けていくといい。
腸活関連市場は右肩上がりで、今や約1兆700億円の市場に。
森永乳業は腸活でおなじみのヨーグルトを強化。
アロエには腸内環境を整える成分が含まれていますが、そのアロエヨーグルトに肌の保湿力の機能をプラスした商品も開発するなど、ラインアップの幅を広げています。
そして、じわじわと広がっているのが「パーソナルな腸活」。
先週、自分の腸内環境に合ったドリンクを提供してくれる新サービスがお披露目されました。
まず、便を採取し郵送すると、腸内環境を5つのジャンルでパラメーター化してくれます。
そしてそのデータを元に、自分の腸に最適なドリンクをお届け。
一定期間飲んだあとに測定し、変化を確認しながら腸活に取り組むことができます。
他にも、自分専用グラノーラも登場。
検査キットで腸内環境を確認したうえで、自分の腸内にぴったりのトッピングをカスタマイズし、定期購入できるサービスも始まっています。
担当の方に、おうちでもできるオススメのトッピングを聞きました。
カルビー「Body Granola」担当・田口夏菜さん:
一般的にタンパク質がグラノーラだけだと不足しますので、牛乳とか豆乳をかけていただいたりですとか。あとはキウイやバナナといった食物繊維を多く含んでるものを一緒に入れて食べる。
ちなみに、腸内環境を良くするためには少ない菌を増やすより、もとも多く存在する菌を増やすのが効果的だそうです。
広がる腸活と体調管理の選択肢。
皆さんも取り入れてみてはいかがですか?