ウクライナ当局は、ロシアが21日に発射した新型中距離弾道ミサイルの破片を回収したとして公開しました。
AP通信などによりますと、ウクライナ保安庁は24日、ロシアが11月21日に東部ドニプロに向けて発射した新型の中距離弾道ミサイル「オレシュニク」の破片を公開しました。
ミサイルについてウクライナ国防省の情報総局は、ロシア南部から約900km離れたドニプロの工場まで15分で到達し、最高速度はマッハ11、時速1万3000km以上に達していたと分析しています。
回収されたミサイルの部品は変形し、黒く焼け焦げています。
ウクライナ保安庁の専門家は「ウクライナ領内で、このようなミサイルの破片を見つけたのは初めてだ」と話しています。