全国の観光地で問題になるオーバーツーリズムや2次交通の確保を解決するモデルケースとなれるのでしょうか。本島北部のテーマパーク「ジャングリア」の開業で懸念されている交通渋滞への対策が21日公表されました。

ジャングリアの運営会社は2020年度から3回にわたって実施した交通シミュレーションを踏まえ渋滞の対策プランの策定を急いでいます。

この中間報告では乗合バスや高速船を運行してマイカーやレンタカーによる来場を減らすこと。また外部に駐車場を分散配置する案が示されました。

渋滞予測に沿ってジャングリアの営業時間を早めたり、遅くしたりと柔軟に運用するほか、一部入場制限の実施も検討されています。

ジャパンエンターテイメント佐藤副社長「ジャングリアが来たから交通利便性が上がって、ほかの観光地もほかの地域にも行ける。地元の方々も便利になったねってなるようなことを目指していきたい。」

内閣府や自治体でつくるワーキンググループからも主要ルートへの右折帯の設置など対策が示され、官民一体で住民の懸念の払しょくに取り組む姿勢を打ち出しました。

沖縄テレビ
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